子供と生活習慣病

生活習慣病は本来大人の病気だと考えられてきましたが、近年では子供にも増えてきています。子供の生活習慣病で最も大きな原因となっているのが肥満です。健康であってもコレステロールや血糖値の増加により生活習慣病の予備軍となっている可能性もあります。30代での心筋梗塞が増えたのも子供の頃の生活習慣病の予備軍が増加したためだと思われます。子供の肥満の大きな原因として、食生活が肉中心の欧米型となったことや、スナック菓子のおやつなどが増えたことがあります。それに近年では少子化が進み、近所に友達が少なく、家にこもってテレビゲームなどに興じがちです。子供の肥満には遺伝的な要素も関係していますが、一番の原因は過食と運動不足です。またストレスによって過食に走るケースも少なくなく、家庭環境による肥満や生活習慣病が起こる可能性が高くなります。大切なのは家庭における食事や生活習慣の親の意識です。普段の食生活や生活習慣を見直してみましょう。

outdoor life

       copyrght(c)2008.outdoor life.all rights reserved