ビバーク

本来ビバークは露営のことですが、一般的には登山中に不測の事態に遭遇して臨時的に露営することをビバークといいます。最近では登山装備やキャンプ用具が充実しており、ビバークも計画的にできるようになりました。もしビバークをする場合には早い時間帯にすることが肝心です。日没にもなると自然条件での場所設定が難しくなるためです。重要な点は雨が降ってきた時の対策をどうするかです。木で小屋掛をし、シートで雨よけを作り、岩底を利用するのも良い方法です。沢や谷などでは大きな石に入り込むと、雨水が防ぎやすくなりますが、大雨による鉄砲水に充分注意する必要があります。暖を取るための火も重要です。沢などでは流木が入手しやすく、生木よりも着火しやすいので便利です。火は恐怖感を薄くさせ安眠にも役立ちます。しかし日本の場合の登山道のほとんどは国立公園内にあるために、大規模なたき火になると自然破壊となるために、たき火をする場合には非常事態の場合のみとしましょう。ビバーク用品には簡易テントともいえるツェルトがあります。テントのように設営することができ、広げて使用することも可能です。その他にもスリーピングバックを用いてすっぱりと覆うシュラフカバーを用いてビバークする方法もあります。

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