コッフェル

日本の野外炊飯道具には飯盒がありますが、これはたき火で炊飯するものですが、国立公園法では薪を集めて火を起こす行為は、かなり規制されており、その意味においてはコッフェルを使用したほうが良くなっています。コッフェルはドイツ語で、英語ではクッキングキット、あるいはクッカーと呼びます。使用する人数の規模や組み合わせは様々ですが、大小の鍋やヤカン、皿カップなどがセットになっています。材質もアルミやステンレス、ホーローなど様々ですが、一般的なものはアルミ合金にアルマイト加工したものです。人気の点からは丈夫さと質感からステンレス製を選ぶ人が多いようです。収納の点からいうと角型の方が良いのですが、コッフェルの多くは丸型です。これはアウトドアにおいては調理器具やストーブの燃焼部分は丸型にならざるおえなく、炎は円型なので対流はバーナー部と同心円状に起きます。よって丸型の方が有利となるわけです。コッフェルを選ぶ上で米を炊くかどうかは重要で、技術の発達したフリーズドライ食品や、温めるだけで食べられるレトルト食品を選ぶ場合はコッフェルはコンパクトな物を選ぶことができます。バックパッカーやボーイスカウトなどはコンパクトなタイプを使用しているようです。
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