ロッククライミング
ロッククライミングは山の頂きに到達するための技術の１つでしたが、未登峰が少なくなり、１つの峰をより険しいルートとから登るという発想がおき、さらにそれが徹底して登頂のためではなく、険しいルートの登攀を目的とする新しいスタイルの登山です。ロッククライミングにはフリークライミング、エイドクライミング、ボルダリングがあります。本来、岩登りには岩壁をよじ登るために専用の道具が必要とされており、ザイル、カラビナ、ハーケンなどの用具が発達し進化を遂げてきました。中でも岩壁にドリルで穴を開けて固定する人工補助道具は岩登りを安全にしたと同時に、自然破壊が懸念されることとなりました。道具を積極的に使用して登ることをエイドクライミング。岩壁を傷つけない用具を使用して登るのがフリークライミングです。そしてボルダリングはキャンプ場などにあった大岩を登ることから始まり、現在ではロッククライミングの練習だけでなく、それ自体を楽しむ事ができるような難易度の高いクライミングをするように変化してきました。人工的な岩場で室内練習や競技会を開催するジムナスティッククライミングも登場し、愛好者が増えています。
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